プラスチックを減らそう
石垣島が、社会も経済も環境も、豊かで幸せな島であるように。
大量に流れ着く漂着ゴミ
世界では毎年4億トンのプラスチックが作られているといわれています。
79%のプラスチック廃棄物が埋め立て、または環境へ投棄され、12%が焼却、9%のみリサイクルされている現状。
また2050年までに海洋中に存在するプラスチックの量が魚の量を超過するとの試算も報告されてます。
そして石垣島を含む、八重山諸島の漂着ゴミの重量推計結果は、60日間でなんと136トン。
クリーン活動をする
近くのビーチがゴミで溢れているかもしれません。また街中でもポイ捨てや不法投棄が行われるいることも…クリーン活動に参加、企画して、石垣島を綺麗にしていきましょう!
ビーチクリーン活動をされている団体を紹介
(*真夏を避け、9〜5月の間に活動)
(ビーチクリーン活動、漂着ゴミの現状発信中)
是非みなさんのSNSで発信してみてください。
その時はビーチクリーン団体さんや私たちをタグ付けしてください。(@Sustainable_Island ISHIGAKI)
あなたの姿に感化され、仲間が増えていくはハズ!
島内・離島でのゴミ処理問題
離島のゴミ問題はちょっと独特です。
離島で集められたゴミを運ぶには輸送コストがかかり、
島にある火力が弱い焼却炉では、燃やすこともできず埋立地へ。
2017年のごみの総排出量は 23,974 トンであり、1人1日当たりご み排出量に換算すると 1,3㎏にもなります。
事業系ご み排出量も、観光客数の変動と同様に近年増加傾向を示しています。
そしてこのままペースだと2021年に埋め立て地の容量満杯に。
最終処分場の延命化対策として、現時点で「掘起しごみの焼却 処理」、「掘起しごみの民間委託」、「既設最終処分場の堰堤嵩上げ」の 3 方式を石垣市は提示しています。
コンタクトレンズ
空ケースリサイクルできます!
使い捨てコンタクトレンズを使っている皆様へ。
日々ゴミになるコンタクトレンズのケース。
SIIから石垣市に掛け合いその声が届きました。
コンタクトレンズ専門店「コンタクトのアイシティ」を事業展開するHOYA株式会社 アイケアカンパニーさんが行うコンタクトレンズケースのリサイクル活動「アイシティecoプロジェクト」に石垣市が沖縄県2例目となる協定を締結していただけることとなりました。
日本のプラスチックは種類が多くなかなかリサイクルが上手くいかないなか、コンタクトレンズのケースはメーカー問わずポリプロピレンという素材でできており、リサイクルに適しているそう。
一人ひとりができることから少しづつ。
そして、その活動に行政が協力してくれることはとても大きな進歩だと私たちは感じます。
市民の声を拾っていただき本当にありがとうございます。
今現在、市役所新庁舎、健康福祉センター、図書館に回収BOXが設置されています。
石垣島給水ポイントマップ
給水所マップ
手持ちの水筒や、空のペットボトルに給水ポイントで水を入れてもらうための活動が石垣島でもスタートしました。
ペットボトルゴミを減らすため、きれいな海を残すため、大切な地球を守るためマイボトルの携帯始めませんか?
MMO西表・石垣島
「ペットボトルを買わなくても捨てなくてもいい島」したい!給水ポイントを増やす活動をされています。
西表島給水ポイントマップ
現在休止中
サステナブルアイランド石垣
オリジナルマイボトル
石垣島のビーチでもうペットボトルは拾いたくないんです。(1回のビーチグリーンで拾われる本数は大体1500本)そしてそのペットボトルは埋立の限界にきている埋立地へ。
もう使い捨てはやめましょう。小さなアクションでもいい。一人ひとりの意識が島を、世界を変える。このマイボトルには私達の沢山の想いが込められています。
売り上げは全額、団体の活動資金へ活用させて頂きます。
石垣島内でご購入希望の方へ
市内での受け渡しの場合、税込7,250円となります。
ご購入希望の方は下記、インスタグラムアカウントからお問い合わせください。
島のゴミ問題について
行政と市民の学び合いの会
市民と行政との協働のまちづくりを目的とした市民講座「ゆめみらい」を2021年12月10日に開催し、37名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました!
サステナブルアイランド石垣での講座は2度目の開催となり、初回は7月16日に行われた下水道についての勉強会で、今回の議題は「島のゴミ問題について行政と市民の学び合いの会」としました。
石垣市環境課の3名の職員を招き、生活環境ごみの現状と海洋漂着ゴミについての大きく2つに分けて説明を頂き、生活ゴミでは分別後にそれぞれどんな処理がされているかや石垣市のリサイクルの現状、“海岸漂着物等地域対策推進事業“など、市民が取り組む活動へ補助金が8-9割まで出ることの説明や、燃やすゴミは減容化を図る為、灰をセメントと混ぜ成形して埋立されることや、後わずか4ヶ月で容量を超えてしまう一般廃棄物最終処分場の埋立地を10年まで容量を増やそうと嵩上げが始まっていること。その掘り起こしたゴミをRPF化(固形燃焼化)していること。他には焼却炉の老朽化の問題、リサイクルや海洋ゴミ問題についてのお話がありました。
漂着ペットボトルについては、島の南に行くほど日本のものが多い結果が出ていました。(市街地の海岸で拾われる半分以上が日本のペットボトル)それは紛れもなく島に住む人、観光客が出しているゴミなので、深刻に受け止めなければと感じました。
市民の活動発表としては、縄文企画さん、ユニスクさん、MMO石垣島さんにそれぞれどんな活動をしているのかを発表していただきました。
行政の抱える問題を理解し、島に住む私たちにできることは何か。そのために行政にはどう動いて欲しいか。そして今後もその問題を共有してアイデアを出し合い協働することにより、問題解決に向かうことを願う講座となったのではないかなと思っております!
そして講座や勉強会は、今後も継続していきますので幅広い世代や地元の方にも参加していただける場となる様取り組んでいきたいと思います!
皆様のまたのご参加お待ちしております。
石垣市環境課資料については下記よりダウンロードできます。